リーヴォ敗れ2位後退 逆転優勝へ残り3試合

ゴール前で激しく競り合う両チームの選手(©2024ARTERIVO WAKAYAMA)
ゴール前で激しく競り合う両チームの選手(©2024ARTERIVO WAKAYAMA)

関西サッカーリーグ(KSL)1部のアルテリーヴォ和歌山は7日の第12節、野洲川歴史公園サッカー場・ビッグレイク(滋賀県)で守山侍2000に1―2の逆転で敗れた。これまで首位を維持していたが、2位の飛鳥FCが勝利したため、首位を奪われ、2位に後退した。

アルテリーヴォは前半、序盤から積極的に攻めながらもゴールを奪えない中で迎えた42分、DF山田大地が最後尾から送ったロングパスにFW和田幸之佑が抜け出し、相手GKまでかわして先制。しかしその後のアディショナルタイム3分、カウンターから失点し、同点で前半を終えた。

後半も攻め続けたが、守山侍の堅実な守備を崩せず、34分にコーナーキックから失点し、そのまま1点差で敗れた。

ゴールをアシストした山田は「試合を通してボールを保持でき、チャンスもあっただけに勝たなければいけない試合だった」と悔やみ、残り3試合に向け「目の前の試合に集中して、必ず勝てるように取り組んでいく」と話した。

アルテリーヴォは今季通算6勝2敗3分。次節は14日午後1時から、桃源郷運動公園陸上競技場(紀の川市桃山町)で3位のCento Cuore HARIMAと対戦する。

会場では、クラブのグッズやキッチンカーの飲食物を購入した人を対象に、ニンテンドースイッチライトなど豪華商品が当たる抽選会を実施。来場者に先着順で応援用のハリセン配布も行う。

台風10号の影響で延期されていた飛鳥FCとの第11節は、28日午後2時から同競技場で実施が決まった。逆転優勝に向け、重要な直接対決となる。