季節の彩り楽しんで 城ホールで花のきらめき展

四季折々の生け花が並ぶ展示会
四季折々の生け花が並ぶ展示会

和歌山文化協会華道部(谷口麗甫部長)の生け花展「第42回花のきらめき展」が13日、和歌山市七番丁の和歌山城ホール展示室で始まり、色鮮やか花々が来場者を魅了している。15日まで。

嵯峨御流、草月流などさまざまな流派の47人が1人席、2人席、3人席で計36作品を出展し、流派を超えた個性豊かな展示となっている。

初日のオープニングセレモニーでは、同協会の森本光子会長が「生け花は、生ける人と見る人の楽しみがあり、どちらも心を癒やしてくれる。生け花の素晴らしさをぜひ、ご堪能ください」とあいさつ。来賓と共にテープカットで祝った。

ユリやヒマワリ、トルコキキョウなど四季折々の花を使った作品が並び、谷口部長は「暑い日が続いていますが、季節ごとの彩り豊かな花で涼んでほしい。花の力を受け取りにぜひ、足を運んでください」と呼びかけている。

会場の一角で生け花の体験もできる。

午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。問い合わせは同所(℡073・432・1212)。