税金の使い道変える 立憲民主の辻元氏が来県

街頭演説する立憲民主党の辻元代表代行
街頭演説する立憲民主党の辻元代表代行

立憲民主党の辻元清美代表代行は19日、来県し、衆院選県内2小選挙区の党公認候補への支持と政権交代を訴えた。

午前は、和歌山1区のJR和歌山駅前(和歌山市)で街頭演説。辻元氏は「(自民党の)裏金や企業からの政治献金が経済政策をゆがめてきた」と指摘し、自民に多額の政治献金を行っている経済界の政策要望により、異次元の金融緩和や労働法制の規制緩和が進められた結果、庶民は置き去りにされ、賃金はなかなか上がらず、暮らしは楽にならず、国民の経済格差を生み、経済成長を阻害していると糾弾した。

与党が進める防衛費倍増にも強く反対し、教育予算や農業政策費の倍増などを主張。「ねじ曲げられた税金の使い道を変えさせてほしい。政権から根こそぎ変えなければいけない。保守王国の和歌山の皆さんが変われば、日本が変わる」と訴えた。

辻元氏は、午後は和歌山2区の橋本市内で演説した。