ユニークかかし大集合　小倉地区でコンテスト

和歌山市の小倉地区の秋を彩る「かかしコンテスト」が１９、２０日に行われ、ユニークな手作りかかしが並んだ。

かかしを通じて地域を盛り上げ、交流を深めようと同市新庄の社会福祉法人哲人会・小倉園のメンバーでつくる実行委員会が主催し、１０回目。県内の８０事業所・団体から２０４体の応募があり、一般投票も受け付けた。

会場には、海南市のＰＲキャラ「海ニャン」、大阪・関西万博の「ミャクミャク」、米・大リーグで活躍する大谷翔平選手を題材にしたものなど、ユニークなかかしがずらり。ペットボトルのキャップや傘などの廃材を使った作品も多く並んだ。

大会会長を務めた哲人会の岩橋健司理事長（３８）は「年々応募も多くなり、皆さんに趣向を凝らした作品を一生懸命作っていただきありがたい。これからも地域に根差した施設づくりを行っていきたい」と話していた。

各部門の金・銀・銅・１０周年特別賞の作品は、市役所正面玄関ホールで１１月１８日から１２月１３日まで展示予定。主な入賞結果は次の通り。

【一般の部】金賞＝県福祉事業団養護老人ホーム白寿荘▽銀賞＝県立和歌山工業高校建築科２年▽銅賞＝しらひらバリアフリーアート実行委員会▽審査員特別賞＝県立紀北支援学校高等部社会科▽大会会長賞＝県福祉事業団多機能型事業所ハッスル▽一般投票賞＝デイサービスグランドソレイユ▽１０周年特別賞＝特定医療法人旭会和歌浦病院、小倉地区民生委員・児童委員協議会

【小学生以下の部】金賞＝社会福祉法人こうま会こうま保育園▽銀賞＝県福祉事業団児童デイサービスどりーむ▽銅賞＝和歌山市立小倉保育所▽審査員特別賞＝社会福祉法人こうま会安楽川保育園▽大会会長賞＝和歌山市立四箇郷北小学校▽一般投票賞＝県福祉事業団児童デイサービスくれよん▽１０周年特別賞＝和歌山市立小倉小学校３Ｂ