玄関口に彩りを 和歌山市9RCら花壇植え替え

花を植える会員たち
花を植える会員たち

和歌山市内の9ロータリークラブ(RC)とNPO法人花いっぱい推進協議会は10日、同市のJR和歌山駅前花壇で、花の植え替え作業を行った。冬の到来を前にビオラやハボタン、シクラメンなど色とりどりの6種類約1000株で彩った。

花壇は同協議会が普段から手入れをしており、毎年6月と11月に花を植え替えを実施。11月は2004年から市内RCと同協議会が合同で行っている。

この日はRCの25人の他、慶風高校インターアクトクラブの2人、協議会の6人の計33人が参加した。尾花正啓市長も駆け付け「皆さんのおかげでいつも花が迎えてくれ、癒やしの場所になっています。県外から観光に来られる方にも、おもてなしの心が伝わる」と感謝。植え替え作業に加わり、わきあいあいと和やかな雰囲気の中、春先まで楽しめるサクラソウやキンギョソウ、パンジーなどを丁寧に植えていった。

幹事クラブの和歌山アゼリアRCの西出隆一会長(63)は「和歌山市の玄関口を花でいっぱいで迎えるために、少しでもお手伝いができれば」と話し、同協議会の森川勝理事長(85)は「大変ありがたいこと。皆さんの支えがあって、ことし6月のみどりの愛護のつどいで表彰をいただけた。きょうも楽しく作業ができ、大きな励みになります」と笑顔で話していた。