人気のサケは20分で完売 市高デパート盛況
生徒が商品の仕入れから販売、決算まで手がける和歌山市立和歌山高校(六十谷、竹内伸之校長)の「市高デパート」が16日、同校で始まった。17日まで。
1977年に「市和商デパート」として始まり、今回で48回目。ニンジンが4本120円、サケは1本2900円などお買い得品が販売され、2日間で1万人以上が訪れる毎年恒例のイベント。
午前9時の開場前から多くの人が並び、館内では菓子類、インスタント食品、家庭用品、日用雑貨など、館外では野菜、草花、巻きずしなど合計46店舗、約1000種類の商品が並び、どの商品も飛ぶように売れていた。
新鮮な野菜の売り場では2本150円の白ネギ、220円の大根、250円の白菜や1個100円の大きな柿などが大人気。
毎年人気のサケは90匹が20分足らずで、名物の市高まんじゅうは1時間で売り切れとなっていた。
デパート委員長で3年生の上野雅悠さん(18)は「授業で学んだことを生かしているので、ぜひ皆さんに来てほしい」とPR。副委員長の勝元瑛人さん(18)は「全校生徒で準備したお得いっぱいのデパートです。17日は9時からサケを30本限定で販売します。ぜひお越しください」と呼びかけている。
午前9時から正午まで。