レンタサイクルで インフルエンサー招きイベント

なななチャンネルさん(中央)と共に那賀振興局を出発する皆さん
なななチャンネルさん(中央)と共に那賀振興局を出発する皆さん

サイクリング系インフルエンサー「なななチャンネル」さんと共に紀の川エリア(岩出市、紀の川市)や高野山麓エリア(かつらぎ町、九度山町、橋本市)を走行するイベントが17日、開かれた。参加者はレンタサイクルを利用し、JR和歌山線が実証実験を進めているサイクルトレインも乗車。紀の川沿いの自然豊かな景色や施設などを楽しんだ。

紀の川沿いのサイクリングロードや周辺地域の魅力を知ってもらおうと、2014年から開かれ11回目。昨年に続き、なななチャンネルさんを招いた今回は、紀の川エリア観光サイクリング推進協議会などが主催した。

和歌山、大阪、京都、愛知、岡山の43~77歳が、20インチの折り畳み式自転車を使用する小径車コースに18人、電動アシスト付き自転車のE‐Bikeコースに8人が参加した。

約37㌔㍍を走行する小径車コースは那賀振興局(岩出市高塚)を出発。いわで御殿(同市清水)や粉河ふるさとセンター(紀の川市粉河)、旧葛城館(橋本市)などを巡り、高野口駅(同市)~下井阪駅(紀の川市下井阪)のサイクルトレインに乗車し、那賀振興局まで走行した。

約40㌔㍍走行のE‐Bikeコースは橋本駅(橋本市)~打田駅(紀の川市打田)をサイクルトレインで移動し、粉河ふるさとセンター、万葉の里(かつらぎ町)、旧葛城館などを巡って橋本駅に戻った。

開会式で、なななチャンネルさんは「のんびりゆっくり和歌山の景色を楽しみながら走りましょう」と呼びかけた。

小径車コースに参加した大阪府堺市の越川美則さん(53)は出発前に「なななチャンネルさんに会いたくて参加した。サイクルトレインに乗るのも楽しみ。紀の川沿いの自然豊かな景色を楽しみたい」と話していた。