珍しい白色の個体 セトウチサンショウウオ展示

セトウチサンショウウオ通常個体㊧とアルビノ個体(県立自然博物館提供)
セトウチサンショウウオ通常個体㊧とアルビノ個体(県立自然博物館提供)

2021年に和歌山県田辺市で発見されたセトウチサンショウウオのアルビノの個体が、海南市船尾の県立自然博物館で展示されている。28日まで。

アルビノは黒色色素(メラニン)を持たない色彩変異で、体の色が白く、瞳は赤くなるのが特徴。岐阜県立大垣北高校自然科学部と高木雅紀教諭が発見し、同館に寄贈した。

野外でアルビノ個体の成体サンショウウオが見つかるのは大変珍しく、セトウチサンショウウオでは、同個体が初めての報告。

全長約7㌢。玄関ホールで見ることができる。月曜休館。問い合わせは同館(℡073・483・1777)。