命の大切さ伝えたい 和工前で自転車の街頭指導

自転車の安全運転を呼びかける惣木さん(中央)ら
自転車の安全運転を呼びかける惣木さん(中央)ら

和歌山市西浜の和歌山工業高校前で16日、自転車通学をする生徒たちに交通安全を呼びかける街頭指導が行われた。

同校と星林高校の関係者、和歌山西署、県と市の教育委員会、市広報広聴課、ボランティア市民の計約20人がのぼり旗などを手に持ち、交通ルールなどを守るよう、生徒たちに声をかけた。

活動に取り組む惣木貞男さんは「2012年から活動を続けている」とし、「まだまだ、イヤホンをしながらの運転や逆走などが多い。これからも活動して命の大切さを伝え、交通ルールやマナーを守る人が増えるとうれしい」と願った。

和歌山工業高校の藤田勝範校長(58)は「自転車事故で命を落とす可能性は十分にある。みんなが安心安全に生活するために、協力してくれるのはありがたい」と話した。