インフル流行が本格化 注意報の基準値超える

和歌山県は19日、県内のインフルエンザ発生が注意報の基準値を超えたと発表。本格的な流行に警戒が必要となっている。

県健康推進課によると、県内の48医療機関からのインフルエンザの患者報告数が、9~15日の週で平均10・79人となり、注意報基準値(1機関当たり10人)を上回った。

本紙エリア内各保健所管内の同週の患者報告数平均は、和歌山市が14・47人、海南が13・67人、岩出が10・67人。和歌山市が県内で最も高くなっている。

同課は、予防対策を心がけるよう呼び掛けており、咳エチケットの徹底、こまめな手洗い、適切な湿度を保つこと、こまめな換気、ワクチン接種などの注意点を挙げている。