平和な世界への一歩 児童たちのポスター展
子どもたちがポスターで平和を訴える「第37回国際平和ポスター・コンテスト」の展示会が1月7日まで、和歌山市七番丁のダイワロイネットホテル和歌山2階で開かれている。
同コンテストは、子どもたちに平和の大切さについて考えてもらおうと、ライオンズ国際協会が1987年度に始めた。同展は、同市内の4ライオンズクラブ(LC)が合同で主催した。
本年度のテーマは「限りない平和(Peace Without Limits)」。同市内にある12小学校の6年生から867枚の応募があり、同展ではそのうちの優秀作品50枚を展示している。
作品は子どもたちがそれぞれ思い描く平和をイメージし、国旗や地球、平和を象徴するハト、髪色が違う人々が手を取り合う様子などが描かれている。
大阪府から訪れた会社員の小林憲伸さん(23)は「遠くのように思うが地球で戦争は起きている。子どもたちが平和などについて考えることは、より平和な世界をつくるための一歩になる」と話していた。最終日は午前10時まで。