強化拠点継続 和歌山マリーナ、田辺スポパーク

セーリング競技の中心地「和歌山マリーナ」
セーリング競技の中心地「和歌山マリーナ」

スポーツ庁が指定するナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設に、セーリング競技の「和歌山マリーナ」(和歌山市)、パラリンピック陸上競技の「田辺スポーツパーク」(田辺市)の県内2施設が引き続き指定された。期間は4月1日から2029年3月31日までの4年間。

和歌山マリーナ(ディンギーマリーナ、通称=和歌山セーリングセンター)の指定は08年からの継続。全国高校総体ヨット競技の固定開催地であり、ワールドマスターズゲームズ2027関西でもセーリング競技の会場に予定されるなど国内の同競技の中心地となっており、引き続き国内トップレベルの選手やジュニア・ユースの強化活動が行われる。

田辺スポーツパーク(南紀田辺スポーツセンター)の指定は16年からの継続。バリアフリー構造の施設で、障害者スポーツ医科学分野でも豊富な実績を持つ県立医科大学が、競技者のフィットネスチェックやメディカルチェックなどのサポートも行っており、これまでもパラ陸上競技日本代表選手の強化合宿などが行われている。