釣り人に春の訪れ 2日貴志川のアマゴ解禁

キャッチ&リリース区間解禁前日には60~80㌔の成魚が放流される(写真は昨年の放流の様子)
キャッチ&リリース区間解禁前日には60~80㌔の成魚が放流される(写真は昨年の放流の様子)

渓流釣りファンに春の到来――。和歌山県内の河川では3月1日から順次、渓流の女王と呼ばれる美しい魚・アマゴ釣りが解禁となる。

紀美野町を流れる貴志川では2日にまず、「キャッチ&リリース区間」が解禁し、23日から一般解禁となる。

キャッチ&リリース区間は同町今西にある「今西堰」から毛原上の「五反田堰」まで、フライ、ルアー、毛ばり、テンカラ釣りで狙うことができる。

一般解禁で釣ることができる区間は、五反田堰より上流。先ほどの釣り方に加え、餌釣りもできる(持ち帰りは1人一日25匹まで)。

両区間とも釣りができるのは9月30日までで、以降は禁漁となる。

期間内なら何度でも釣りができる「年券」は5500円。その日のみ利用ができる「日券」は3300円。券は、同町の「たまゆらの里」、毛原オートキャンプ場などで購入可能。

キャッチ&リリース区間の解禁に先駆け、前日の1日に区間内に60~80㌔㌘のアマゴの成魚を放流する。詳細は貴志川漁協(℡073・495・2114)。

また、紀北筋では九度山町の玉川峡も2日にキャッチ&リリース区間が解禁する。エリアはいなみの辻~犬戻りの間、約2㌔㍍。7月31日まで。詳細は玉川漁協(℡0736・54・4640)。