一足早い春の訪れ 地蔵の辻の桜が満開

花の蜜を求めて飛び交うメジロ
花の蜜を求めて飛び交うメジロ

和歌山市中之島の国道24号沿いの早咲きの桜が満開となり、沿道を散歩する人、ドライバーらの目を楽しませている。

地蔵の辻交差点から西に約100㍍のところ。カンヒザクラ(寒緋桜)の雑種とみられており、1976年に緑化推進の一環として県工場環境緑化協会が植樹した。

毎年2月末から3月初旬に満開を迎えるが、ことしは同時期に強い寒波が訪れ、やや遅めのピークとなったようだ。

桜の木の下では写真愛好家が花の蜜を求めて飛び交うメジロやヒヨドリをファインダーに収めようとシャッターを切っている。

通り沿いにはソメイヨシノも約70本植えられており、日本気象協会発表の桜開花予想によると、ことしの和歌山市の開花予想日は3月25日という。