模擬裁判の参加募集 ジュニア・ロースクール
和歌山弁護士会は、高校生を対象とした「第15回ジュニア・ロースクール」を8月20日、和歌山市二番丁の和歌山地方裁判所で開く。現在、参加者を募集している。
同会と和歌山地方裁判所、和歌山地方検察庁、日本弁護士連合会(予定)との共催。県内の高校生に法や司法制度の背景にある価値観や考え方を学んでもらうことを目的とした「法教育」の一環で開催している。
当日は、刑事裁判についての簡単な講義の後、「私は盗んでいない!」と題して模擬裁判を実施。同裁判所の大法廷を使用し、書店で漫画を盗んだ疑いをかけられ、無罪を主張する男性の裁判に「裁判員」として参加する。検察官、弁護人、被告人、証人役は弁護士が務める。
午後から、各チームに分かれて被告人について有罪か無罪か、どのくらいの刑が妥当であるかの評議をし、判決を言い渡すという流れになっている。現役の法曹がチューターになってアドバイスもするので法律的な知識の必要はない。
午前9時50分から午後5時まで。参加費は無料。
希望者は、名前(ふりがな)、性別、学年、学校名、住所、連絡先を記入し、郵送かファクスで和歌山弁護士会「ジュニア・ロースクール係」(〒640―8144、和歌山市四番丁5番地、FAX073・436・5322)に申し込む。学校単位で申し込む場合は申込担当者の名前も記入する。締め切りは7月4日(必着)。
応募多数の場合は、人数調整をすることがある。問い合わせも同会(℡073・422・4580)。