35チーム対戦決まる 高校野球和歌山大会

抽選結果を報告する智弁和歌山の山田主将
抽選結果を報告する智弁和歌山の山田主将

7月10日に開会式が予定されている「第107回全国高校野球選手権和歌山大会」の組み合わせ抽選会が20日、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で行われ、県内39校35チームの対戦カードが決定した。春の甲子園と春季近畿大会でともに準優勝した智弁和歌山は、15日の第2試合で有田中央・貴志川・和歌山南陵の連合チームと対戦する。智弁はともに春の甲子園に出場した市和歌山と同じBゾーン。

大会は全試合、和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場で開催される。有田中央・貴志川・和歌山南陵、新宮・新翔、紀北農芸・笠田の3チームは連合で出場。

近畿大会県予選で4強入りした智弁、星林、日高、初芝橋本はシード校として、A、B、C、Dの各ゾーンに分かれている。順調に日程が進めば、決勝戦は27日午前9時からの開始が予定されている。

また、近畿大会県予選で準優勝した星林は12日の第2試合で和歌山東と対戦。開幕試合となる11日の第1試合では和歌山北と和歌山工業が激突する。

選手宣誓は日高高校の湯川慎介主将(3年)が務める。湯川主将は2024年に創立100周年を迎えた同校の歴史にふれ、「支えてくれる地元の人や友人など、全ての人に感謝の気持ちを込めて宣誓し、最高の大会にしたい」と決意した。

智弁の山田希翔主将(3年)は、春の甲子園と近畿大会での準優勝経験を踏まえ、「何か足りない部分が必ずある。そこを夏の大会までに成長させ、まずは和歌山での優勝を目指し、全国大会でも頂点に立って日本一になりたい」と力強く語った。

入場料は一般が大人1000円、中高生500円、小学生以下・障害者は無料。開会式の入場料は大人と中高生が500円、小学生以下は無料となっている。