和歌山ゾーン30万人突破 大阪・関西万博

30万人目の来館者となった米田さん家族(県提供)
30万人目の来館者となった米田さん家族(県提供)

大阪・関西万博の関西パビリオン内に和歌山県が設置する「和歌山ゾーン」は1日、来館者30万人を突破し、会期を2カ月余り残して、早くも当初の集客目標を達成した。

30万人目の来館者は、滋賀県栗東市から来場した米田耕平さん(47)、寛子さん(46)、結斗さん(13)、陽紀さん(11)の家族。4人は「30万人達成」の記念ボード、県PRキャラクター「きいちゃん」と一緒に記念撮影し、記念品としてきいちゃんのぬいぐるみ、ピンバッジ、梅酒、4種のドライフルーツ、和歌山ゾーンで提供しているフード体験が贈られた。

耕平さんは「30万人と聞いてびっくりしています。光栄です」と語り、和歌山の印象については「白良浜とアドベンチャーワールドが印象に残っています。海や砂浜がきれいで、海の幸がとてもおいしい。梅酒が大好きなので、(記念品は)すごくうれしい」と喜んだ。

和歌山ゾーンを担当する県万博推進課も早期の目標達成に驚いており、来館者や関西パビリオンの盛り上げに尽力している関係者に感謝。「まだまだ40万人、50万人と訪れる方が増えて、和歌山のファンとなっていただき、実際に現地に行き、より深く和歌山を知ってもらえるよう、頑張ります」と話している。