大雪のニューヨーク 由木毅さんが写真展

本紙1面隔週水曜に「世界の海へ挑戦」を連載する和歌山市の写真家、由木毅さん(81)の写真展「雪のNY」が、23日から9月3日まで同市古屋のティーズカフェで開かれる=画像。

由木さんは鳥取県境港市生まれ。全米写真家協会TOPS招待作家で、国際芸術写真連盟(FIAP)の終身称号を持つ。各国の「国際写真サロン」で金メダル(グランプリ)を9個獲得するなど、受賞歴多数。

水中撮影を中心に海外や国内で撮影し、写真集や随筆などを出版。現在は独自の世界を求め、これまでの経験を生かし、フィルムカメラで陶芸や花などの静物を撮影している。

由木さんは2004年、写真展開催のためにアメリカ・ブロードウェイへ。滞在中に100年ぶりといわれるほどの大雪を経験。今展には、その時のまたとない瞬間を写そうと15時間以上も懸命にシャッターを切った12点が並ぶ。

午前11時から午後5時まで。定休日は木・金曜。

問い合わせはティーズカフェ(℡073・460・4715)。