詐欺被害防止へ一丸 県警と5金融機関が協定

協定締結式に出席した(左から)和平専務理事、田谷理事長、原口頭取、野本本部長、岩上副組合長、佐武代表理事理事長(紀陽銀行提供)
協定締結式に出席した(左から)和平専務理事、田谷理事長、原口頭取、野本本部長、岩上副組合長、佐武代表理事理事長(紀陽銀行提供)

SNSを通じた投資詐欺被害などが相次ぐ中、和歌山県警本部は21日、県内に本店のある5金融機関と「特殊詐欺等の被害防止にかかる協定」を締結した。

県警と協定を締結したのは、紀陽銀行、きのくに信用金庫、新宮信用金庫、県農業協同組合、県信用農業協同組合連合会。

協力事項は、被害発生時における迅速な情報連携の実施、口座不正利用にかかるけん制強化、特殊詐欺等の未然防止及び被害拡大抑止に向けた対応力強化、被害発生時における引出場所等の速やかな回答の実施――としている。

締結式には、県警の野本靖之本部長、紀陽銀行の原口裕之頭取、きのくに信用金庫の田谷節朗理事長、新宮信用金庫の和平幸勝専務理事、県農業協同組合の岩上昌義副組合長、県信用農業協同組合連合会の佐武徹郎代表理事理事長が出席し協定書に署名した。