57ブースが出展 販路拡大へ和歌山YEG展示商談会

来場者に自社商品を説明する担当者
来場者に自社商品を説明する担当者

和歌山県内の若手経営者が集まる展示商談会「第7回YEG BUSINESS EXPO ~はじけて全開!つながるビジネス!~」(和歌山商工会議所青年部主催)が15、16の両日、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で開かれ、多くの人が足を運んだ。

さまざまな業種・業態の出展企業57社が来場者に自社の商品やサービスをPRした。

このうち、同市島崎町のじゃんじゃん横丁内のアトリエ「office iori」でオーダーメイドの花束やフラワーアレンジメント制作をする北村依央理さん(30)は4年前から出展し、ことしで3回目。今回は仕入れ先の胡蝶蘭専門店と併設するカフェについて知ってもらおうと出展。来場者にパンフレットとショップ・カフェのクーポン券を配布した。

きのくに信用金庫は電子記録債権の「でんさい」体験ブースを出展。実際に画面を操作してその利便性を紹介し、事業者にでんさいへの移行を促した。事務部課長代理の西政也さんは「和歌山はでんさいの普及率が低いのでこのようなイベントで周知できれば」と話した。

初出展した「KAINAN NIGHT MARKET」は海南市に縁のある若手農家の集まりで、旬の野菜や果物、ジャムやジュースなどの加工品を詰め合わせた企業向けのギフトボックスをPRした。

㈱ウィルバーン商事の山口勇人代表取締役、㈱早和果樹園の秋竹俊伸代表取締役による講演会も開かれ、会場は多くの人でにぎわっていた。