脱炭素商品購入がお得 県がCO2CO2ポイント開始

石原社長㊨から説明を受ける宮﨑知事
石原社長㊨から説明を受ける宮﨑知事

脱炭素の意識を家庭から高めてほしいと、和歌山県は1日からCO2排出量が少ない商品を購入した場合などにポイントを上乗せするキャンペーン「わかやまCO2CO2(コツコツ)ポイント」を始めた。

対象となる店は、近鉄百貨店和歌山店、サンキョー、産直市場よってって、JAわかやまのAコープ、ヒダカヤ、わかやま市民生活協同組合。

輸送時の燃料使用量が少ない県産農産物、紙包装容器など脱炭素につながる商品を買うと、各店舗の通常のポイントに加えて、さらにポイントを上乗せする。

初日の1日には宮﨑泉知事がサンキョー和歌山駅前店を訪れ、石原秀夫社長に脱炭素につながる商品の説明を聞き、買い物をした。

同店では商品の周りにキャンペーンポスターが貼られ、鶏糞をボイラーの燃料として利用し育成されている鶏肉「森林どり」、紙容器のジュース、カットトマトなどが並んだ。

宮﨑知事は「脱炭素を意識して買い物したのは初めてだったが、非常に大事だと思った。商品の選び方でCO2を減らすことができるので、皆さんもぜひ参加してほしい」と話した。

期間は12月28日まで(店舗により異なる)。詳しくはキャンペーンサイトで確認できる。