高市新総裁のもと一致結束して前に 今こそ立党の精神に立ち返った政治を
10月4日、自由民主党総裁選挙の投開票が行われ、決選投票の結果、高市早苗氏が新総裁に選出されました。
初めての自民党総裁選挙でありましたが、私は小林鷹之候補の打ち出す「世代交代」「中間層、現役世代に重点を置いた経済政策」「安全保障政策」等の政策に共感をし、推薦人の一人として応援をさせていただきました。5人中4位という厳しい結果になりましたが、派閥や、先輩議員から言われる訳でなく、当選1回、2回、3回の若手と呼ばれる議員を中心として、日本のため、和歌山のためにはこの人しかないとの思いで応援ができたことを誇りに思います。私の呼びかけに投票をいただいた党員の皆さまと国政の場に送っていただいた和歌山の皆さまに改めて感謝を申し上げます。
高市新総裁は、就任後の会見において、自民党が国民の皆さまにもう一度信頼していただける政党になるために、目の前の暮らしや未来への不安に対して、夢や希望が持てる政策を打ち出していくと語られました。またその実現のため、所属する議員に対し「全員活躍、全世代総力結集」という言葉を使われました。自民党では2番目に若い私もしっかりと与えられた場所で、国民の皆さまの声を反映し実現できるよう努めてまいります。
自民党和歌山県連におきましても、9月に行われました代表役員会にて、私は幹事長という大役を仰せつかりました。県連史上最年少であり、歴代幹事長に比べ圧倒的に経験不足ではありますが、抜擢いただいた諸先輩方の期待に応えられるよう、臆せず「和歌山県連も変わった」と言われるよう新しいことに挑戦をしてまいりたいと思います。
石破総理の辞任やそれに伴う総裁選挙が大きくメディアにも取り沙汰され、政治空白が生じているという批判もされておりましたが、自民党としてやるべき政策立案、議論をする部会という会議は平常通り開かれています。私自身も今年の3月より「耕作放棄地対策」をテーマに、5名の同僚先輩議員とチームを組み、自民党内のシンクタンク機関と共に、福島県への視察等も行い政策研究を行ってまいりました。全国的に大きな問題となっている耕作放棄地問題ですが、「担い手」と「農地の立地条件」の関係を分析し、全国的にうまくいっている事例なども検証を行い政策に落とし込んだものを提言書としてまとめ、農林水産省と自民党の小野寺政調会長へ政策提言を行いました。今後もフィードバックを受けながら政策として実現をできるよう取り組んでまいります。
最後になりますが、自民党は来月11月に結党70年になります。立党宣言の冒頭にもあります通り「政治は国民のもの」の精神にもう一度立ち返り、新総裁を先頭に頑張ってまいります。