ジュニア駅伝など継続支援 明治安田が県に寄付

感謝状を手にする長谷川執行役員㊧、目録を手にする宮﨑知事
感謝状を手にする長谷川執行役員㊧、目録を手にする宮﨑知事

保険大手の明治安田生命保険相互会社(東京都、永島英器社長)は、同社の地域貢献の取り組み「私の地元応援募金」により和歌山県に263万9398円を寄付し、20日、県庁知事室で寄付目録と感謝状の贈呈式が行われた。

県と同社は2023年10月、健康増進やスポーツ振興、子育て支援、高齢者福祉など多様な取り組みで協力する包括連携協定を締結。県への寄付は今回で7回目、協定締結後では3回目となった。

「私の地元応援募金」は、地域の発展や県民サービスの向上に寄与することを目的に、従業員の募金に会社拠出を上乗せして実施。今回の寄付は、9月に東京で開かれた世界陸上に出場したフランス代表の和歌山市での事前合宿や、県市町村対抗ジュニア駅伝競走大会の費用などに役立てられる。

贈呈式には、同社から長谷川誓子執行役員・近畿地域リレーション本部長、村尾和義和歌山支社長が出席。宮﨑泉知事が目録を受け取り、感謝状を贈った。

宮﨑知事は「たくさんの寄付を頂き、ありがたい」と述べ、特にジュニア駅伝について、「出身者が都大路(高校駅伝)や箱根(大学駅伝)に出場し、夢のある大会になっている」とし、継続的な支援に感謝を伝えた。

長谷川執行役員は「地元の活性化や健康増進に役立てていただきたいという思いでやってきた。私どもの会社の特徴として、全員参画で継続的にやることをモットーにしている。そういう活動をこれからも続けていきたい」と話した。