笑顔あふれる絵手紙列車 貴志川線で復活

和歌山電鐵㈱貴志川線(小嶋光信社長)で、全国から届いた絵手紙を車内いっぱいに飾って走る「絵手紙電車」が6年ぶりに復活。1089点を展示し、乗客を和ませながら運行している。
絵手紙電車は、夫婦で絵手紙を趣味にしている貴志川線応援絵手紙愛好クラブの代表を務める島本忠生さん(83)が発案し、2014年にスタート。コロナ禍での中断を経て、6回目となる今回は貴志川線の未来を〝つくる〟会、NPO法人和歌山保健科学センター、紀北郵便局長会が協力。
絵手紙は島本さんが全国の仲間に呼びかけて集め、都道府県やグループに分けて台紙に貼り付け、中づりや網棚の上に飾られている。
絵手紙には、子どもが「ねこ駅長がんばってね」の応援メッセージとたま名誉永久駅長を描いたものや、季節の花や野菜など、手描きのぬくもりが伝わる作品がずらりと並んでいる。
使用車両は、おかでんチャギントンラッピング電車(2両1編成)。来年1月12日まで絵手紙が楽しめる。運行車両の時刻表など詳細はホームページで確認できる。
問い合わせは同社(℡073・478・0110)。


