近畿リーグ最終戦へ 社会人ラグビーのヒガシクラブ

ヒガシクラブの皆さん(同チーム提供)
ヒガシクラブの皆さん(同チーム提供)

和歌山市を拠点に活動する県内唯一の社会人ラグビーチーム「ヒガシクラブ」は30日、9月に開幕した近畿クラブリーグ2025(関西ラグビーフットボール協会主催)の最終戦に出場。紀三井寺公園(同市毛見)補助競技場で、交野RFC(大阪)との試合に臨む。

同チームは、和歌山東高校(同市森小手穂)のOBらにより発足したクラブチームで、現在は経験者や社会人になってから始めた人、県外出身者も多くおり、部員数は80人を超える。

16日に鶴見緑地競技場で行われた強豪チームの芦屋クラブ(兵庫)との試合では取って取られてのシーソーゲームを制し、カテゴリーAで初勝利を収めた。ことし初めてカテゴリーAに昇格した同チームのリーグ成績は1勝3敗。最終戦に敗北すれば入れ替え戦に持ち込まれる。

同チームの岡田博之監督は「何としてでも勝ちたい。和歌山の応援を受けて戦い抜きます。地元での試合はあまりないため、この機会に見に来てください」と意気込んでいる。

キックオフは正午。和歌山のラグビーを盛り上げるため、多くの来場を呼びかけている。