新年賀詞交歓会 和歌山ニット商工業協同組合

和歌山ニット商工業協同組合は8日、和歌山市友田町のホテルグランヴィア和歌山で本年度の新年賀詞交歓会を開いた。同組合と和歌山ニット工業組合に加盟する31の組合員をはじめ関係先の紡績業者、メーカー、商社、県や同市の職員など約200人が出席し、ことし一年の抱負を誓い合った。
同商工業組合は1953年(昭和28)に設立し、現在、県内でニット産業に従事する約50の企業からなる。ブランド化の推進や海外販路の開拓など、さまざまな取り組みを通じて全国トップシェアの丸編みニット「和歌山ニット」の発展を目指し、活動している。
初めに山下智広理事長が「『和歌山をTシャツの聖地に』という目標の下、皆さんで一丸となって盛り上げていきましょう。価値と魅力を発信して人材不足の問題に立ち向かい、次世代の経営者を後押しする産地環境をつくっていきます」とあいさつ。宮﨑泉知事が「和歌山をけん引するこの産業を精いっぱいお手伝いしていきたい」と話した。
懇談会では参加者らが名刺交換するなど、積極的に接点を増やそうとする姿が見られた。
今月、フランスやタイでの展示会に臨む丸和ニット㈱(同市和田)の辻雄策代表取締役社長(47)は「和歌山は丸編みニットのトップの産地。自社の唯一無二の技術で海外に広く発信し、チャレンジの年にしたい」、1920年創業のカネキチ工業㈱(同市紀三井寺)の4代目・南方仁太郎代表取締役(42)は「操業時間を見直すなど働きやすい職場づくりに努めてきた。生活のクオリティーは商品のクオリティーにつながる。次の100年目指して新しいことに挑戦したい」と話していた。


