あふれる芸術のチカラ 市高デザイン科卒業制作展

和歌山市立和歌山高校(岩本信哉校長)デザイン表現科3年生の卒業制作展が、19日まで同市小松原通の県民文化会館大展示室で開かれている。
学習成果を発表する場として、3年生の作品を中心に展示。本年度は「アートのチカラ デザインのチカラ」をテーマに、生徒たちが感じる美術、デザインの魅力や可能性を伝えようと約1年間かけて取り組んだ。
大展示室では3年生36人の卒業制作を展示。生徒一人ひとりのブースを設け、テーマに沿って描かれた個性豊かな絵画をはじめ、食品ロスやカスタマーハラスメントなど身近な社会問題を基に、新聞広告の形で制作したメッセージ性のある作品などが並ぶ。また、カーブミラーや銭湯を模した彫刻などの共同制作もある。
同科3年生の古賀未侑さん(18)は、自身で考えた「マシュマロうさぎ」を作品にし「テーマに沿って自分の好きなものが描けたかなと思います。私たちの個性あふれる作品を楽しんでください」と笑顔。
中・小展示室では1・2年生の作品と同科が公共機関や民間企業と連携して取り組んだポスター作品やイラストなどを紹介。大・中・小展示室の作品総数は1000点以上となる。特設展示室では書道部・写真部・美術部の作品が並ぶ「市高展」も同時開催している。
近くに住む河内勉さん(77)は「素晴らしい作品ばかり。こういうアイデアを思い付くのが学生さんらしい才能ですごい」と話し、同科1年生に孫がいるという70代の女性は「私たちの時代の美術作品とは違い、全てが新しくてインパクトがある」と話していた。
午前9時半から午後4時半(最終日は正午)まで。


