さばめしレシピ配布中 海南高生が制作、サクアスで

和歌山県立海南高校(海南市大野中)の2年生は、同市下津町の仁義(にんぎ)地域に伝わる郷土料理「さばめし」のレシピを制作し、22日に道の駅海南サクアスの魚コーナーに設置した。
先日、同校の総合探求授業の一環で、一緒にさばめしを調理した、同地域を盛り上げるため活動する支え合いクラブ「いきいき仁義8クラブ」(中谷厚子代表)のメンバーからかわいらしいレシピを作ってほしいとの依頼を受けて制作した。
さばめしは、ほぐした焼きさばやほねくなど、煮込んだ具材と、ご飯を混ぜ合わせたもの。ミカンの収穫が終わった頃に農家らが集まり、さばめしを囲んで労をねぎらったといい「かきまぜ」とも呼ばれ同地区で親しまれ、同校生徒は、さばめしは長寿につながるのではと研究を進めていた。
さばめし調理の際、サクアスで販売する焼きサバを使用したことから、生徒らは、サクアスの焼きさば1匹に合わせた分量のレシピ「サクアスのサバを使ってサバメシをつくろう!~いきいき仁義8クラブ流~」を作った。
豆腐やしょうゆなどのイラストを描き、オレンジ、緑、赤色などでカラフルに仕上げた。時短ポイントも記載し、写真も使って分かりやすくまとめた。2年生の佐原美桜さん(17)は「多くの人に知ってもらえるよう絵を入れた。サバで健康になってもらいたいと願いを込めた」と話した。
生徒たちはサクアスを訪れ、レシピとPR看板を並べた。長﨑舞桜さん(17)は「さばめしを実際に作ってもらいたいので、主役のサバが目立つように工夫した」と話し、看板には「さばめしを食べて元気になろう」などのメッセージが書かれている。
サクアスの今西陽介店長は「海南市内の高校生と一緒に何かできることは道の駅も地域貢献できているのかなとうれしくなる。今後も続けてもらいたい」と喜んだ。中谷代表は「私らじゃ考えつかないくらいの、とてもかわいいレシピを作ってくれた。海南市中にさばめしが広がればいいな」と笑顔だった。



