命名権者に幸福建設 県立体育館が県有施設初

和歌山県は3日、県立体育館(和歌山市中之島)の命名権者(ネーミングライツ・パートナー)が㈱幸福建設(同市太田)、愛称が「こうふくホーム和歌山アリーナ」に決定したと発表した。県有施設へのネーミングライツ導入は今回が初めてで、期間は4月1日からの5年間。
経済団体への周知などを経て県は昨年10~11月に同館の命名権者を募集し、応募は同社のみだったが、スポーツ関係団体の代表者や有識者で構成する評価委員会での意見聴取を行い、庁内の選定委員会で決定した。
命名権料は年額360万円、5年総額1800万円。近隣県の類似の施設では年額200~300万円程度の事例があり、今回は高額な部類だという。
同館には、指定管理料と修繕費を合わせて年間約7000万円が県から支出されている。命名権料は施設の備品購入費や修繕費などに充てられる見込み。
3日の定例会見で宮﨑泉知事は、他の文化・体育関係の県有施設でもネーミングライツを検討しているとし、「新たな財源を確保し、より親しまれる施設にしたい」と述べた。
同館の命名権の契約締結式は9日、県庁で行い、幸福建設グループの吉田武弘代表や宮﨑知事らが出席する。


