近代美術館の活動応援 県内5社が1000万円を寄付

和歌山県立近代美術館(和歌山市吹上)の活動を応援するため、県内の建設関係5社が「ふるさと和歌山応援寄付金」として計約1000万円を寄付した。
同美術館は、1963年3月に開館した県立美術館を前身とし、94年7月に現在地に移転した。黒川紀章が設計を手がけた個性的な建物には、県出身の郷土作家の作品をはじめ、国内外の近現代の版画作品など多彩なコレクションを収蔵。企画展や特別展、青少年向けのイベントの開催などを通じ、県の中心的な文化施設として県内外に親しまれている。
今回寄付をしたのは、㈱淺川組(和歌山市、西口伸社長)、木本産業㈱(有田市、白川達規社長)、㈱小池組(和歌山市、小池康之社長)、㈱小森組(串本町、小森正剛社長)、三友工業㈱(和歌山市、矢部昌俊社長)の5社。
贈呈式は県庁知事室で行われ、宮﨑泉知事が各社の社長から目録を受け取り、感謝状を贈った。
下宏名誉館長(元副知事)らが同席し、意見交換も行い、各社長からは「すごくいいものがある美術館なので、もっと来館者を増やさないともったいない」「和歌山城を訪れた人を上手に誘導できないか」「イベントスペースを民間に貸し出したらどうか」などの提案があった。
宮﨑知事は「寄付は大切に使いたい。いろいろなご意見をいただけるのはありがたい」と話した。


