尾花市長が4選不出馬 次期和歌山市長選

尾花市長
尾花市長

和歌山市の尾花正啓市長(72)は2日、8月24日の3期目の任期満了で退任し、次期市長選には立候補しないと表明した。市議会代表質問の答弁で述べた。

浜田真輔議員(創和クラブ)が「4期目の市政をどう考えているか」と質問したのに対し、尾花市長は「課題はまだまだたくさんあるが、私自身としては公約を全力でやれてきたという思いと、市民に大変ご心配をおかけしているすい臓がんのことなどもあり、次期市長選挙には出馬せず、3期限りで退任したいと考えている」と答えた。

これまでの市政運営については、まちなかへの大学誘致、市民図書館、和歌山城ホール建設などのまちづくり、高校卒業までの医療費無償化や学校給食費無償化などの子育て支援、福祉の充実を進めてきたとし、「行政のまちづくりに呼応する形で、和歌山市を元気にしようという市民の活動が活発になってきた。一緒に頑張ろうという動きが大きな渦となって、市内各地に広がってきた」と市民に謝意を述べた。

尾花氏は紀美野町出身、東京大学工学部卒。1980年に県職員となり、道路政策課長、県土整備部長などを歴任し、2014年の市長選で初当選。24年4月にすい臓がんを公表し、治療をしながら公務を続け、ことし1月20日~2月9日には、別の病気が見つかったとして自宅療養していた。

また、市選挙管理委員会は3月2日、市長選の日程を8月2日告示、9日投開票と決定。現在欠員2人の市議会の補選も同時に行う。