「みんな本気で私も本気に」 りら高で卒業式

晴れやかな表情の卒業生
晴れやかな表情の卒業生

和歌山県紀美野町真国宮のりら創造芸術高校(山上範子校長)の卒業式が14日、同町の文化センターで行われ、17期生17人が次のステージへと巣立った。

同校では「芸術を学ぶ、芸術で学ぶ」を軸に、一般教養科目の基礎課程の他、ダンスや舞台、美術表現などの芸術を習得できる。

保護者や在校生らが見守る中、卒業生は先月、それぞれが手作りした和紙の卒業証書を山上校長から一人ずつ受け取った。

山上校長からのメッセージの後、卒業生も壇上から思いを話し、荒井杜和さんは「いろんな経験ができ、さまざまな感情を知ることができた。愛と感謝があふれた場所だった。個々が輝き、つながって大きい舞台がつくれるのだと知った。みんな本気だから私も本気になれた」と涙を拭った。

炭谷茜里さんは、泣き虫で学校中に響き渡るほどの声で泣き、近くの川へ逃げたこともあったと話し「一番迷惑をかけたが、温かく見守ってくれてここまでこられた。教わったことを一生忘れず世界で輝く人になり、ビッグになって帰ってきます」と笑顔で話した。

山上校長は「後輩の面倒をみて、自分のやるべきことをやり、舞台で輝き裏方もやりとげた17期生だった。つくり上げたこと、乗り越えたこと全てが心の引き出しに入っていると思う。多くの人にもらった感謝を持って次のステージへいってらっしゃい」とエールを送った。