リチウム電池火災が最多 和歌山市が回収場所拡充へ

和歌山市は19日、2025年の市内の火災統計を発表し、年間の火災総数は78件と9年連続で100件を下回った。リチウムイオン電池等を原因とする火災が過去最多の8件に達し、市は出火防止対策の一環として、26年4月1日から市内の支所・連絡所やコミュニティセンターなど計51カ所に、新たに回収場所を設置する。

25年の火災総数は、前年の80件から2件減少し、3年連続の減少となった。一方で、全国的に増加傾向にあるリチウムイオン電池等を原因源とする火災は市内でも増加。モバイルバッテリーや電動工具、コードレス掃除機、スマートフォンなどからの出火が見られ、外部からの衝撃や高温下での使用、不適切な廃棄などによって発火する恐れがある。

新たに回収場所を設置するのは、各支所・連絡所(42カ所)とコミュニティセンター(8カ所)、市役所本庁舎6階廃棄物対策課。これまで回収を行ってきた収集センター北・西各事務所、青岸清掃センター、小型家電地区回収での受け付けは引き続き行う。

尾花正啓市長は19日の定例会見で、リチウムイオン電池の回収について「どこに出していいか分からないという方は、ぜひ公共施設での回収を利用してほしい」と話した。

市は市民に、リチウムイオン電池を搭載している製品の取り扱い方法をよく確認し、異常を感じた場合はすぐに使用を中止するよう呼びかけている。

問い合わせは収集センター北事務所(℡073・471・1503)、同西各事務所(℡453・0253)。