巡視艇「きいかぜ」就役 最新レーダーや電光掲示

和歌山海上保安部に最新鋭の新たな巡視艇「きいかぜ」が就役し、和歌山市築港の同部で24日、披露式が行われた。同部の職員をはじめ乗組員や国土交通省などの関係者ら、計約30人が新たな船出を祝った。
31年間、和歌山の海の安全を守った同名の旧艇に代わり就役した。東京都江東区で建造された新艇は、全長20㍍、26㌧。最新のレーダーや電子海図などの航海計器を一新し、旧艇になかった、停船命令などを表示する外国語対応の電光掲示システムや、感染者の収容スペースが新たに設置されている。
披露式で池田紀道部長は「より迅速かつ的確な対応が可能となり、地域の皆さまの安心と安全を一層確保できるものと確信しております」とあいさつ。
式の後、池田部長や市川亮船長が来賓者に船内の設備を案内し、海上でゴムボートを使った訓練を披露する体験航海も行われた。
市川船長は「新たな機器を使用し乗組員一同と協力し、和歌山管内の海の警備にまい進したい」と意気込んでいた。
「きいかぜ」は、北は大阪との県境から南は日高町と美浜町の境にある日ノ御埼周辺まで、周辺海域の救難活動や海上犯罪の取り締まり、環境保全など多岐にわたって従事していく。


