初の県立夜間中学校開校へ 校歌は及川眠子さん作詞

新翔くろしお中学校の校章
新翔くろしお中学校の校章

初の和歌山県立夜間中学「新翔くろしお中学校」(新宮市佐野)が4月7日に開校式、入学式を迎える。

夜間中学は、義務教育を修了しないまま学齢期を経過した人、不登校などさまざまな事情で十分な教育を受けられないまま中学校を卒業した人、義務教育に相当する教育を修了していない外国籍の人などが自身の希望に応じて学ぶことができる。県内では、昨年4月に和歌山市立和歌山あけぼの中学校が公立で初めて開校しており、新翔くろしお中は県立初、紀南地域初の夜間中学となる。

校章デザインは昨年7~9月に公募を行い、79人・101点の応募の中から、海南市の笠井直幸さん(57)の作品が選ばれた。月と星を背景に、くろしおの荒波の上を強く翔ぶ鳥を描き、夜間中学で頑張る生徒の姿を重ね合わせたデザインとなっている。

県教育委員会は選定理由として、「新翔」と「くろしお」という校名の象徴が表現されていること、色彩や配置のバランスが調和し、校旗として掲げた際にも鮮やかな印象を与えることなどを挙げた。

校歌は、作詞を和歌山市出身の作詞家・及川眠子さん、作曲を作編曲家の萩田光雄さんが手がけ、開校式で初めて披露される。