万博来場者228万人が来県 分散宿泊等で当初試算超え

2025年大阪・関西万博が開幕した4月13日から閉幕月の10月末までに和歌山県内を訪れた万博来場者の数は計228万6304人で、当初試算の189万人を上回ったことが県のまとめで分かった。
携帯電話の基地局運用データなどを分析し、生活圏の可能性が高い県との隣接市町村からの来訪や通勤・通学者を除いて推計した。
来県者の内訳は、国内観光客が223万9269人、訪日外国人観光客が4万7035人。国内客のうち宿泊を伴ったのは135万8280人で、日帰りは88万989人だった。
月別でみると、長期休暇が重なる5月と8月に特に来県者が増加し、地域別では白浜町、和歌山市、高野町などの主要観光地での増加が大きかった。訪日客は、白浜町には香港、台湾、中国から、高野町にはアメリカ、ヨーロッパからの訪問が多かった。
県は万博会場の関西パビリオンに「和歌山ゾーン」を設置し、ほぼ週替わりの展示やイベントを通して、県内各地の文化や産物の魅力を発信した。試算を上回る来県者数は、万博を目的に関西を訪れた人が県内にも関心を持って訪れた他、大阪府内の宿泊施設が逼迫(ひっぱく)した影響で、県内への分散宿泊が生じたことなどが要因とみている。


