災害時は命守る拠点に 防災公園「海南ハレアメ」

雨の日でも遊べるハレアメドーム
雨の日でも遊べるハレアメドーム


和歌山県の海南市が2022年から整備を進めていた同市大野中の市民防災公園「海南ハレアメ」が29日、グランドオープンする。総工費は約23億円。運営者は㈱オリエンタルコンサルタンツ(指定管理者)。平時(ハレ)の日は、笑顔で遊ぶ公園として、大規模災害時(アメ)の日は、命を守る復旧復興の拠点として活用できる。

マウンテンバイクトレイルフィールド
マウンテンバイクトレイルフィールド


長く市民に親しまれた「わんぱく公園」をリニューアル。国道42号・有田海南道路の建設土で農業用ため池を埋立造成し、平地面積はこれまでの約7倍の6・8㌶、敷地面積は1・5倍の16・4㌶となった。駐車台数は326台。

平時に利用する公園内には、芝生広場やドッグパーク、BBQパーク、アスレチック遊具、マウンテンバイクフィールドなどが設置され、災害時にも活用できるよう考えられている。

雨の日でも遊べる室内遊具場「ハレアメドーム」は、災害時には災害ボランティアセンターになる。アスファルト広場や芝生広場には、あらかじめ汚水管などを敷設。自衛隊の大規模野営地となり、発災1カ月後以降は、応急仮設住宅用地として活用する。

また、復旧、復興時に不足しがちな重機取扱者を増やすために「重機ワークフィールド」(有料)も設けられ、重機操作資格取得講座などができるイベントも開催される。ペットとの避難も考え、県内最大級のドッグパークも新設される。

72時間サバイバル体験などもあり、子どもも大人も防災力向上を目指すことができる。

29日正午開園。初日は午後1時から、お菓子まきや餅まき、お笑い芸人みやぞんのステージなどを予定している。臨時駐車場は市民運動場、タカショー、サイバーリンクス、新日本科学、看護協会を準備している。参加無料、雨天決行、荒天中止。閉園午後5時半。

【海南ハレアメ】海南市大野中995の2▽℡073・484・5810▽午前9時~午後5時半▽休園日=月曜(祝日の場合は次の平日)、年末年始