ことしも豊漁に期待 紀の川で稚アユ放流

稚アユを放つ川口組合長
稚アユを放つ川口組合長

5月16日に紀の川の本流などでアユ漁が解禁されるのを前に、紀ノ川漁業協同組合(川口恭弘組合長)は10日、和歌山県紀の川市荒見の竜門橋付近の河原で稚アユ300㌔を放流した。同組合によると、ことしは3月から海から戻ってくるアユの姿が確認され、豊漁が期待できるという。

放流されたのは、組合が10㌢サイズにまで育てた稚アユ。放たれたアユは解禁日までに約20㌢、9月下旬には30㌢を超える大きさに成長する見込み。この日の竜門橋付近に続き、今後は4月中に橋本市やかつらぎ町、九度山町でも放流を行い、放流量は全体で計3000㌔以上を予定している。

昨年度の天然アユの遡上数は1000万匹で、一昨年の約500万匹から大幅に増加している。川口組合長は「アユの成長において雨は重要な要素。ほどよく降って大きく成長することを願っている。たくさんの人にアユ釣りを楽しんでもらいたい」と話している。