大茶わんで福呼び込む 和歌山文協茶道部が催し

特大の茶わんで抹茶を味わう来場者
特大の茶わんで抹茶を味わう来場者

特大の茶わんで抹茶を回し飲む、和歌山文化協会茶道部(永岡一惠部長)主催の「大福茶会」が10日、和歌山市のホテルアバローム紀の国で開かれ、幅広い世代の来場者が和やかな雰囲気で豪快な一服を味わった。

「大きな茶わんで大きな福を」と催され、ことしで26回目。茶わんの大きさは直径約40㌢で、茶せんや茶杓も特大サイズ。事前に払い清めた茶道具で、部員約20人がもてなした。

部員がお点前を披露し、来場者は5人ほどで回し飲み。顔がすっぽり収まるほどの茶わんを持ち上げ、ゆっくりと味わっていた。底に書かれた金色の「福」の文字を見て、皆笑顔になっていた。

同ホテルは来年3月末で閉館するため、同所での開催は最後。来年は会場を変えて行う予定といい、永岡部長は「長く親しんできた場所なので寂しいですが、もう次のイメージはできています。皆さんに楽しんでいただけるよう続けていきたい」と話している。

市内の小学校1年生の女の子(6)は「ちょっと重たかったけど、おいしかった。もっと飲みたい」とにっこり。初めて参加したという桐蔭高校茶道部の3年生の男子生徒は「大きな茶せんを振るうのも見応えがあった。こんな大きな茶わんでいただくなんて、なかなか無い機会。いい経験になりました」と話していた。