外国人宿泊数が過去最多 25年県内、万博効果など

県内観光客数の推移
県内観光客数の推移

2025年に和歌山県内を訪れた観光客総数は3392万6000人(前年比3・7%増)で、3年連増で3000万人を上回ったことが県の観光客動態調査(速報値)で分かった。大阪・関西万博による観光需要の増加などを受け、特に外国人宿泊客数が過去最多だった前年からさらに39・8%増の71万3562人泊となるなど好調だった。

25年の観光客総数のうち日帰り客は2845万6000人(前年比2・9%増、)、宿泊客は547万人(同8・0%増)となった。

万博の効果で関西圏全体に観光需要が高まり、インバウンドも引き続き好調だったことなどから、観光客総数、日帰り客数、宿泊客数のいずれも前年を上回る結果につながった。

外国人宿泊客数は前年の51万293人泊から大幅な増加。国・地域別のシェアでは、アジアが56・1%、欧米豪が31・2%、その他が12・7%だった。

アジアをみると、台湾有事を巡る高市早苗首相による発言の影響を受けるまでは好調だった中国のシェアが34・1%で最大。次いで台湾が7・8%、香港が5・0%となった。

主要市町村別に外国人宿泊客数をみると、白浜町が最多の14万7547人泊(前年比35・9%増)、次いで和歌山市が14万4106人泊(同51・4%増)、高野町が11万7512人泊(同10・2%増)と続いた。

県内7カ所の主要観光地の入り込み状況をみると、総数で和歌山市が652万3627人(同6・0%増)、高野町が146万846人(同3・0%増)、田辺市龍神村が39万1477人(同1・5%増)、田辺市本宮町が175万5460人(同8・5%増)、旧白浜町が309万327人(同2・8%増)、那智勝浦町が135万9653人(同8・4%増)、旧串本町205万9528人(同7・6%増)でいずれも増加となった。

県内の魅力を発信した大阪・関西万博の和歌山ゾーン
県内の魅力を発信した大阪・関西万博の和歌山ゾーン