医大青洲基金に200万円 南海土地と今川商店が寄付

中尾理事長(左から2人目)と感謝状を受け取った今川社長(同3人目)
中尾理事長(左から2人目)と感謝状を受け取った今川社長(同3人目)

不動産業の南海土地㈱と関連会社の㈱今川商店(いずれも和歌山市吉田、今川幸藏社長)の両社は29日、医療現場で役立ててもらおうと、県立医科大学の青洲基金へ、各100万円、計200万円を寄付した。

両社は、愛知県出身の創業者である今川社長の祖父が、和歌山の気候や風土を気に入り、県内で事業を起こした創業100年を超える企業。

祖父の代から和歌山に恩返しのため、地域貢献活動として寄付をしている。これまで和歌山市や県に寄付をし、今回は、取引がある紀陽銀行の紹介で実現した。

青洲基金は、「地域を支え、世界に挑む」をモットーにさらなる飛躍を図るため、2019年4月1日に設置された。同大の教育や研究、診療に関する活動などの推進、施設整備の充実、学生の修学支援などに活用する。26年5月末時点の総寄付額は1億4679万3186円。

贈呈式は同大紀三井寺キャンパスの特別会議室で行われ、両社から今川社長、今川雄貴常務取締役、南方好子監査役が出席し、紀陽銀行の朝本悦宏常務執行役員らが同席。同大の中尾直之理事長が今川社長から寄付目録を受け取り、感謝状を手渡した。

今川代表は、全国の病院が厳しい経営状況だという報道を受け、今回の寄付を決めたといい「足りないものなど、現場で働く人の苦労が無いよう、医療の最前線に使ってもらえたら。来年も寄付できるよう頑張ります」と話した。

中尾理事長は「大切に使わせていただきます」と感謝した。