目指すは近畿の頂点 西脇八幡台少年野球クラブ

近畿大会への出場を決めた同クラブA級の皆さん(山下監督提供)
近畿大会への出場を決めた同クラブA級の皆さん(山下監督提供)

西脇八幡台少年野球クラブA級は先月行われた「第56回和歌山県学童選手権大会兼第20回マルエス杯学童軟式野球大会兼さとやくカップ第50回近畿少年軟式野球大会和歌山県大会」で優勝。29日、30日に兵庫県で行われる近畿大会に出場する。メンバーは「目指すは優勝」と結束を強めている。

同クラブA級は和歌山市西庄の西脇小学校と八幡台小学校の5・6年生14人からなるチーム。普段の練習は河西公園西脇野球場で、土日祝に活動している。

選手権大会には県内から86チームが参加。各支部を勝ち抜いた代表8チームがトーナメントで競い、決勝戦で同クラブは巽ほがらか少年野球クラブと対戦。5―4で勝利した。1回表、西脇八幡台の打線がつながり2点を先制。その裏に1点を返されたものの、2回、3回と互いに譲らない攻防が続いた。

試合が動いたのは4回裏。無死満塁のピンチから三塁打を浴びて3点を失い、逆転を許す展開に。

時間規定により最終回となった5回表、西脇八幡台が粘りを見せた。1死二、三塁から犠牲フライで1点差に迫ると、2死から四球を絡めて二、三塁と一打逆転のチャンスをつくる。ここで放たれた打球はセンターを越えるエンタイトル二塁打となり、土壇場で試合をひっくり返した。 

5回裏はエースが落ち着いた投球で相手打線を抑え込み、ゲームセット。見事な逆転劇で県大会優勝を決めた。

同クラブの山下寛大主将は「普段の練習でやってきたことをすべて出せたと思う。優勝が決まった瞬間は『最高で完璧』という気持ちだった。近畿大会まで『勝ちにこだわる練習』をしていきたい。厳しい試合になると思うが、取れるところできっちり取って予選を切り抜けたい。目指すのはもちろん優勝」、エースの亀石煌投手は「逆転された時は少し焦りもあったが、仲間が点を取って返してくれると信じていたので、投げることに集中できた。目標は大谷翔平選手。低いボールを集めて抑えたい。安定したピッチングをして自分の役割を果たしたい」と意気込みを語った。

山下泰伸監督は「このチームは皆明るく、野球に対する意識が強い選手ばかり。先発の澤からエースの亀石への継投がしっかりはまり、試合をつくることができた。最終回の2死からの場面では捕手の中井が打ってくれたので逆転につながった」とし「選手はもちろん、指導者や保護者の方、控え選手やベンチなど現地にいる全員が一体となって勝つのがうちの野球。近畿大会でも自分たちがやってきたことをしっかり出し切り、まずは一戦一戦を勝ち上がりたい」と話した。

近畿大会は、あじさいスタジアム北神戸で開かれ、12チームが出場。同クラブは篠山少年野球団(兵庫)と広野ジュニアーズ(京都)の勝者と対戦する。

また、小学1~4年生からなる同クラブC級も支部大会で優勝し、9月に行われる県大会への出場を控えている。

同クラブの活動内容はインスタグラム(@nishihachi.baseballclib)で発信中。見学、体験も受け付け中で、希望者はダイレクトメッセージで問い合わせる。

近畿大会に出場するのは次の皆さん。

【6年生】山下寛大(主将)▽亀石煌▽森井悠翔▽杣野翔希▽玉城陽琉▽宮原啓任▽中井駿作▽川口月維▽下古谷馬斗

【5年生】亀石楼偉▽澤信羽▽松本浩都▽木下葵仁▽東海翔