全中で県勢悲願の1勝を 高積男子・河西女子卓球部

高積中学校男子団体の皆さん
高積中学校男子団体の皆さん

和歌山市の高積中学校の男子卓球部と河西中学校の女子卓球部が6、7日に大阪で行われた近畿中学校総合体育大会の団体戦でベスト4入り。市内2校が全国への切符をつかみ取り、県勢の悲願である「全国大会での1勝」を目標に、岡山県総社市で行われている全国中学校(全中)卓球大会(21~24日)に挑んでいる。

高積男子は、昨年の全国選抜大会での予選リーグ全敗という悔しさをバネにしてきた。「もう一度近畿へ戻り、予選を突破する」を目標に掲げ、サーブ・レシーブなどの地道な基礎練習を徹底。代表決定戦では最初の2本を落とす絶体絶命のピンチを迎えたが、後半のメンバーの粘り強いプレーで残りの3本を取り返し、逆転勝利を収めた。

主将の遠藤仁心さん(3年)は「接戦ばかりだったが、諦めずに戦って努力が報われた。まずは全員で1勝し、前回の全国選抜で歯が立たなかった強豪とも良い試合をしたい」と意気込む。

顧問の石井一希教諭は「夏にかけて主将の遠藤や小田らが急成長し、接戦をモノにできる強さがついた。勝っても負けても後輩たちに『先輩はすごい』と思われるプレーを見せ、まずは県勢として団体戦1勝をつかみ取りたい」と期待を寄せる。

河西中学校女子団体の皆さん
河西中学校女子団体の皆さん

河西女子は、昨秋の新人戦では予選敗退という苦しい結果に。そこから練習に対する姿勢を一変させて成長した。部員の大半が中学から卓球を始めたチームで、日々の基礎練習を愚直に繰り返し実力をつけた。県外遠征でも勝ち越すことが増え、「近畿大会に出られれば十分に全国を狙えるのでは」と顧問の松本拓真教諭をはじめ、丸山玲尚教諭と坂田知子教諭は手応えを感じていたという。

主将の山本彩摘さん(3年)は「全国行きが決まった瞬間は本当にうれしくて、驚きと感動で涙があふれた。ここまで来ることができたのは、先生が課題やミスの原因を指摘して指導してくれたおかげ。レベルが高い相手と戦うことになるが、悔いが残らないように自分らしい攻撃をして、全員で1勝したい」、松本教諭は「和歌山県勢にとって、私立中学校やクラブチームに所属する中学生など強豪が集う全国大会での勝ち星は悲願。選手たちには練習でやってきたことを全て出し切り、対戦相手に『良い学校だったな』と思ってもらえるような試合を期待している」とエールを送った。

全国大会に出場しているのは次の皆さん。

【高積中学校男子卓球部団体】遠藤仁心(主将)▽浦本湧仁▽川口瞬▽小田颯太▽山﨑拓海▽吉野元城▽田村成昌▽山本圭太

【河西中学校女子卓球部団体】山本彩摘(主将)▽竹内千智▽谷口蒼依▽北川桃▽名河内葉織▽橋﨑心春▽林あんり▽松本柚希