倒れた90代女性を救助 小6の野間田さんに感謝状

和歌山西署は28日、路上で倒れていた高齢女性の救助に貢献したとして、和歌山大学付属小学校6年生の野間田晃輔さん(12)に感謝状を贈った。
野間田さんは8月28日午後1時40分ごろ、帰宅途中に和歌山市出口新端ノ丁の路上で、90代の女性が倒れるところを目撃。駆け寄って声をかけたが反応がなかったため、直ちに救助が必要と判断して近くの商店の店主に119番通報を依頼した。依頼後も救急車が到着するまで女性に「大丈夫ですか」と声をかけ続け、駆け付けた警察官や消防隊員に事情を説明するなど、救命活動に貢献した。女性は頭部を打っていたが、その後、意識を取り戻した。
同日、同署で岡田謙吾署長が「大人でも慌ててしまう場面で、よく冷静に行動できた。その勇気に敬意を表します」と謝辞を伝え、感謝状を手渡した。
野間田さんは昨年、同校で保健委員を務め、救命方法を学んだ経験があるという。また、地域のサッカークラブではゴールキーパーをしており、「監督から『人に役立つことをすれば自分に良いことが返ってくる』と教えてもらいました」と話した。緊張する試合でも落ち着いて動けるように心がけているといい「女性が助かって良かった。ほっとした」と笑顔を見せた。
岡田署長は「通報後に声をかけ続ける行動はなかなかできない。転倒していて手当てが遅れると命の危険も考えられた」と話した。


