防災川柳の入賞者を表彰 947句の応募から

防災用品研究所(和歌山市秋月)が公募していた「第三回防災川柳」の表彰式が25日、同市の和歌山商工会議所で行われ、一般の部の最優秀賞1句、優秀賞1句、秀句2句、小学生の部の最優秀賞1句、優秀賞6句が発表された。

コロナ禍のことしは、県内だけでなくウェブでも募集を行い、全国から過去最多となる947句の応募があったといい、式では、同所の田原サヨ子代表理事が「来年は1000とはいわず、2000を目指したい」とあいさつ。

式に出席した入賞者8人には、表彰状の他、リコージャパン㈱の360度カメラや、エフエム和歌山のバナナ防災ラジオ、四季の味ちひろの食事券、QUOカードといった副賞が贈られた。

「学校でひなんくんれん全集中」という句で、小学生の部最優秀賞に輝いた同市の中村心南(ここな)さん(8)は「初めて応募した句で賞をもらえてうれしい。鬼滅の刃から全集中という言葉を採りました」と話し、「これからも学校での避難訓練には集中して取り組みたい」と笑顔だった。

入賞者は次の皆さん。

【一般の部】〈最優秀賞〉小田慶喜(兵庫県明石市)〈優秀賞〉岡安彦(和歌山市)〈秀句〉児嶋由美子(海南市)▽道脇勇気(和歌山市)

【小学生の部】〈最優秀賞〉中村心南(和歌山市)〈優秀賞〉野村美稀(岐阜県土岐市)▽HoneyGOLDCOCO(奈良県)▽芝﨑暖花(和歌山市)▽芝﨑菜知(同)▽森本虎汰郎(紀の川市)▽駒井佐和(同)