県高野連の新会長に中村氏 理事長は髙津氏
今月1日付で和歌山県高野連の新会長に中村憲司氏(58)、理事長に髙津亮氏(46)が就任した。
中村さんは和歌山市出身。中学時代は硬式野球チームでプレーし、俊足の外野手としてチームの全国大会4強に貢献した。県教育委員会などでの勤務を経て今月から和歌山商業高校の校長を務めている。
髙津さんは岩出市出身。県立那賀高校、福岡教育大学では遊撃を守り、走攻守三拍子そろった選手として活躍した。耐久高校での勤務を経てことし3月までは那賀高校野球部の監督を務めていた。現在は教諭として和歌山商業高校に勤務している。
14日に和歌山市で開かれた会見で、中村さんは「身の引き締まる思い。責任の重大さを感じている」と語り、「和歌山は野球王国といわれている。歴史と伝統を引き継ぎ未来につなげていきたい」と意気込みを示した。
髙津さんは「22年間監督として現場で指導に当たってきた。加盟校の高校生一人ひとりをサポートしていきたい」と話し、県内でも野球部員数が減少していることについては「幼児にボールに触れてもらう機会を増やしていきたい。中学生との(高校生の)交流会も企画している」と語った。