読書で豊かな感性を キワニスが2保に寄贈
和歌山キワニスクラブ(大岩徳成会長)は14日、紀の川市の名手保育園(名手市場、忠岡美弥園長)と山の子共同保育園(北長田、嘉摩尻智美園長)の2園に図書と本箱を寄贈した。贈呈式は名手保育園で行われ、大岩会長が両園長に目録を手渡した。
子どもたちの豊かな感性と創造力あふれる成長を願い、読書に親しんでもらうことを目的とした「キワニス子ども文庫」の一環で実施。県内保育施設への図書寄贈はことしで11回目、これまでに2050冊を贈呈しており、同市の施設へは初めてとなった。
贈呈式で大岩会長は「子どもたちが読書に親しみ、優しく、たくましく、創造力あふれる人に成長してくれることを期待しています」とあいさつした。
名手保育園の忠岡園長は「子どもたちはたくさんの絵本を楽しみにしていたので、とてもうれしい。今後の保育に活用したい」、山の子共同保育園の嘉摩尻園長は「子どもも保護者もすごく喜んでいる。絵本は思い出に残る大事なもの。大切に使いたい」と話していた。