飲食店の心意気が結集 県初ミシュランガイド

日本ミシュランタイヤ㈱(須藤元社長)は21日、『ミシュランガイド京都・大阪+和歌山2022』が22日に発売されるのを記念して、TSUTAYAWAYガーデンパーク和歌山店(和歌山市松江)でプロモーションイベントを開催。ミシュランのコーポレートキャラクターのミシュランマンが登場した他、県観光PRシンボルキャラクターのわかぱんも応援に駆け付け、買い物客らに手を振るなど、新たなミシュランガイドの発売をPRした。

レストランなどを星の数で格付けするミシュランガイドに県が登場するのは、今回が初めて。同書には、大阪208軒、京都207軒に加え、県内85軒の飲食店・レストランの計500軒が掲載されている。県内では2軒が二つ星、6軒が一つ星に選ばれている。

店内には、レジ前など3カ所にミシュランガイドのコーナーを設置。すでに同書の予約が入っているという同店では、ずらりと並べられた新たなミシュランガイドを手に取る人の姿が見られた。

大阪市の会社員の女性(24)は、「高級な所が載ると思っていたけれど、和歌山のお店で自分が行ったことのある所も載っていたのでうれしい」と話し、「和歌山に来ることが多いので、掲載店を訪れていきたい」と笑顔。

同社の広報部部長の三輪唆矢佳(さやか)さん(50)は「地元の知っている所、知られざる所など、わくわくした発見を楽しんでもらいたい」とPR。「コロナ禍で大変な状況でも努力を絶やさなかった店の結集を手に取ってもらい、心意気にふれてもらえれば」と話している。

A5変形。3498円。全国主要書店で販売中。

県初登場のミシュランガイドをPRするミシュランマンとわかぱん

県初登場のミシュランガイドをPRするミシュランマンとわかぱん