県産の温洲ミカン ベトナムで販売開始
10月1日に日本産温州ミカンのベトナム輸出が解禁されたことを受け、JAグループ和歌山、ジェトロ和歌山、県の3者連携で初めて温州ミカン2㌧を同国に輸出。現地の高級スーパーマーケットなどで店頭販売を行うなどPR活動を展開した。
初輸出は11月28日に農業協同組合AQ中央選果場で出発式を行ったあと、翌29日にベトナムに向けて輸送。現地での販売は今月2日から開始された。価格は1㌔当たり1300~1500円。
試食した現地の消費者は「とても甘く、濃く、香り高く、ジューシーでベトナム産ミカンとの違いに驚いた」「中の実の皮が柔らかく、そのまま食べられる」「新しいフルーツみたいで、家族にも食べさせてあげたい」「少し値段が高いですが、贈答用として利用したいです」などの声が上がっている。
駐越日本大使館の岡部大介公使は「日本の温州ミカンの高い品質や安全・安心であることが評価され、大変好評を頂いている。ぜひ、ベトナムの皆さんに甘くておいしい日本の温州ミカンを楽しんでいただきたい」と話している。