入賞者7人表彰 障害理解へ作文・ポスター
障害や障害のある人に対する和歌山県民の理解を深めようと、県と内閣府が共催する2021年度の「心の輪を広げる体験作文」と「障害者週間のポスター」の入賞者7人が決まり、24日に和歌山市小松原通の県民文化会館で表彰式が行われた。
作文は「出会い、ふれあい、心の輪―障害のある人とない人との心のふれあい体験を広げよう―」、ポスターは「障害の有無にかかわらず誰もが能力を発揮して安全に安心して生活できる社会の実現」をテーマに7~8月に募集。小学生、中学生、高校、一般の4区分に、作文は16点、ポスターは8点の応募があった。
表彰式では、志場紀之県福祉保健部長が入賞者一人ひとりに賞状と記念品を手渡し、「障害の有無にかかわらず、誰もが共に暮らせる社会を表現した素晴らしい作品ばかり」とたたえた。入賞者は次の皆さん。
【心の輪を広げる体験作文】
〈最優秀賞〉小学生=吉田実生(橋本市立柱本小6年)「障害を支える仲間として」
〈優秀賞〉小学生=西﨑俐雄(有田市立宮原小5年)「聴覚障害者に出会って」、向井綾那(柱本小6年)「障がい者への思いやり」▽中学生=谷出一喜(有田市立文成中3年)「幸運の持ち主である僕について」▽一般=藤本真里(紀の川市)「私のこころと通い合う人たち」
【障害者週間のポスター】
〈優秀賞〉中学生=茶谷侑季(近大付属和歌山中1年)「二人での散歩」、辻陽向(同)「盲導犬と共に」